タオルづくり
2018/02/04
吉井タオル丹原工場は、スイス製ドローイングマシン(タテ糸通し機)を保有しています。
これにより、バスタオルならば1度に4枚織るための、タテ糸約4000本とパイル糸約4000本、
合計約8000本のタテ糸を、一定のパターンで準備して織機に載せ替えることが可能になっています。これにより、異なる太さとやわらかさの、タテ糸・パイル糸・ヨコ糸を、
織機上で、一定の密度で組み合わせて織り上げ、サイズボリュームを変更するだけではなく、用途・目的・TPOを踏まえた様々なコシ(にぎり感)をもたせたタオルづくりを行っています。余談になりますが、
このドローイングマシンの故郷の隣町が、テレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』の舞台(ペーターとヤギの水飲み場等)となったマインフェルトなのです。